
バルテュスという画家を知っていますか、20世紀を代表する大画家です。奥さんも日本人です。
スイスに住んでいました。
親日家です。
彼は、勝新太郎ととても仲が良く、自宅に招き、勝新の座頭市や長唄など楽しんだそうです。
旦那は二人ともなくなりましたが。
奥さんと、中村珠緒との交流は今でも続いているそうです。
この個性的な俳優と大画家の意外な交流が示すように、射手座の性格がよく出ているとは思います。
言葉の通じないことなんか関係ない。座頭市が見たいといわれたら、
ひょいとスイスまでひとっ飛び、
屈託なく、自分の芸を披露して兄弟のように交流する。
このこだわりのなさと気軽さ、
何処までも面白そうだったら出かけていく、
魂は必ず分かり合えると確信している。
どうです。そして、気負いがない。
楽天的。
帰りのことはあまり考えていない。
あなたとそっくりではありませんか。
俳優である彼は、人を楽しませることにかけてはまさに天才でした。
偉ぶらず、フレンドリイ。
博愛主義
また、彼の長唄は素晴らしく、三味線も師範、誰もが聞きほれる色気と深さがあったそうです。
豪快、気前が良すぎて、不祥事はしょっちゅう、しかし、多くの人に愛されました。
自由奔放が過ぎていてもなぜかどこか憎めない、しかし、何か他人事のように少し高いところから
自分を見下ろしているような、悟っているようなところも射手座らしいです。
心に秘めた鋭い刃に自分自身で恐れながら、
そのその鋭さに戸惑いながら生きる。
あなたは、勝新をどう思いますか。
もし、生きていて近くに来たら、
なぜか気軽に話しかけれるような気がしませんか。
少しはにかんだ笑顔が目に浮かびます。
この11月29日生まれには
尾崎豊もいます。
彼の激しくも美しい生きざまは、また、別の機会に。