11月28日は時代劇の日、この紋所が目に入らぬか?それと暴れん坊将軍。

里見浩太朗と松平健がこの日に生れています。時代劇とは今はもう見られなくなった番組です。昔は、水戸黄門を始め遠山の金さん、銭形平次から火付け盗賊改め役の鬼平犯科帳、剣客商売、必殺仕掛け人、仕置き人から、木枯し紋次郎までたくさんありました。

射手座と時代劇、共通点はヒーローものの中の、孤高の浪人であったり(子連れ狼)、いつもは遊び人のベラんべえの金さんのような、人を引き付ける強力で高い理想を実現している人があげられるでしょう。あるいは、いつもは昼行燈の中村主水が凄腕の正統派の剣客だったりするところに、カタルシスと壮快感を味わうのです。

ある種の冷たさが射手座にはあるのでしょう。旅と哲学の星座、人に交わることで荷物を背負うのを嫌います。あの、金さんですらその心の奥の孤独感が、底知れぬ恐ろしさを感じます。

射手座の人は、自分の心の奥底に眠っている、底知れぬ孤独というものを一回見てしまった人であるとでも言えるでしょう。

キープ オン トライイング Keep on trying、泣き言を言っている暇なく、次のことを始めたり、驚異の粘りでまた新しく始める。その大いなる楽天性を生かして、生きていくのでしょう。

さて、里見浩太朗氏は、多種多芸なんでもやっちゃう人、絵の腕前もすごく、やめないという一番の才能を持っています。絵は続けることが非常に難しいのです。サンディエゴになぜか別荘を持っていて、長期滞在をするという。海外は射手座の得意のところ。異文化に入り込んでも全然負担にならない世界人。

松平健さんは、3度の結婚ということで、自由人の射手座にとっては普通のことですね。暴れん坊将軍は長寿番組となり、これでわかるとおり、射手座にピッタリの役柄です。暴れながらも人々の機知に触れ善政を行うのはまさしく射手座ですね。もと、寿司職人というのも面白いです。

身内に不幸がありましたが、そこを乗り越えるその生きざまはいろいろなことを学び、耐え忍ぶという、自分を客観的にみる醒めたところと、火の星座であるための情熱や涙や情念を合わせ持つ複雑な性格ともいえるでしょう。しかし、間違えることはありませんでした。堂々と将軍の気品でのりきりました。

どうでしたか、今日は時代劇の日でした。

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